ブランディング動画には効果がある?制作のメリットとポイントを解説

ブランディング動画には効果がある?制作のメリットとポイントを解説

セミナー会場や企業の公式サイトなどで、ブランディング動画を見たことがある方もいるでしょう。ブランディングの一環として動画を作成すると多くのメリットがあるのに加え、使用できるシーンもさまざまです。

当記事では、ブランディング動画を作成するメリットと効果的なシーンを解説し、実際に動画を作る際のポイントも紹介します。視聴者の心をつかみ、知名度とブランドイメージの向上のためぜひブランディング動画を有効活用してください。

1. ブランディング動画を制作するメリットは?

ブランディング動画とは、サービスの認知を促進したり、ブランドイメージを向上させたりするための動画のことです。近年では企業ブランディングにおいて、動画を活用する事例が増えています。

以下の項目では、ブランディングで動画を活用するとどのようなメリットがあるのか、詳しく解説します。

1-1. 音と映像で直感的に訴求できる

ブランディング動画は、音と映像を使い、商品のイメージや情報をユーザーへより直感的に訴求できます。例えば、企業の社員が動画に出演して商品の魅力をPRする、といった内容だと、声のトーンや表情から企業が持つ熱意や想いなどが伝わりやすくなります。

文章や画像だけだと、足りない情報を頭の中で補完する必要がありますが、動画だと視覚と聴覚から直感的に情報が伝達されるため、理解しやすいのが利点です。動画でのブランディングは、文章や画像だけでは伝わりにくい部分を補うことができます。

1-2. 短い時間で多くの情報を伝えられる

直感的な訴求により、短い時間で多くの情報を伝えられるという点もメリットです。文章だけだと、商品の詳しい説明をしてもユーザーは文章を読むことに集中してしまい、肝心の内容があまり頭に入ってこないまま記憶に残らないといった場合があります。

動画では、BGMやナレーションを駆使し、視聴者を飽きさせずに動画の世界観に引き込むことが可能です。さらに動画では、文章だけでなく音や映像でも情報を伝えられるため、短時間で的確な情報伝達とインパクトを与えることができ、記憶にも残りやすくなります。

1-3. SNSでのシェアを見込める

ブランディング動画は、PRを前面に押し出した動画広告とは違い、視聴者の心を引き込み、共感させやすい構成となっており、SNSによる拡散やシェアが見込めます。特にInstagram、Twitter、TikTokなどのSNSは、10代~20代の若年層のユーザーが多く、より広いターゲット層に動画が届く可能性があります。

拡散力の高いSNSでシェアされることより、多くのユーザーに商品やサービスが認知され、見込み客や新規顧客の獲得を期待できるのが利点です。他の手段とは違った方法でユーザーの獲得ができるため、動画の持つメリットは大きいと言えます。

2. ブランディング動画が効果的なシーン

ブランディング動画は、広告やCMだけでなくさまざまなシーンで効果を発揮できます。以下では、どのような場面で活用できるのか、ブランディング動画の活用事例を詳しくご紹介します。

広告・マーケティング

ブランディング動画は広告やマーケティングへの活用が可能です。近年では、商品の価格や質の均一化が進み、他社との差別化が難しくなっています。企業のブランドイメージや好感度を向上させることは、顧客獲得のために必要不可欠です。

ブランディング動画を活用することでイメージアップを促すとともに、企業の持つ理念や価値観をユーザーと共有し、他社との差別化に役立てられます。

採用活動

採用活動でもブランディング動画を活用できます。求職者にとっては、待遇や事業内容だけではなく、やりがいのある仕事ができるかや企業のイメージも重要なものです。採用動画にブランディング動画を活用すれば、求職者に向けて企業情報をしっかりと発信できます。

求職者のビジョンが企業とマッチすれば、企業に合った人材を獲得することもできます。ブランディング動画であらかじめ企業理念や価値観を求職者に伝えておくとよいでしょう。

イベント・セミナー

イベントやセミナーでもブランディング動画の活用が重要です。動画を活用すると、自社をまだよく知らない相手に対しても、短い時間で企業の魅力のアピールができます。企業の強みや雰囲気を端的に伝えられ、共感が得られれば新規顧客の獲得や投資家へのアピールにもなります。

さらに、イベントでも注目してもらいやすくなるため、ブランディング動画は印象に残るものを制作しておくことが大切です。

自社サイト

ブランディング動画を自社サイトや公式SNSにアップしておくと、知名度アップにつながるケースもあります。最近では、気になった企業のWebサイトやSNSを調べる人が増えています。そのとき、サイトのトップにブランディング動画を掲載すれば、企業のイメージアップやサービスの認知度向上など、PRに利用することが可能です。

3. ブランディング動画を作る際のポイント3つ

効果的なブランディング動画を作るには、いくつか押さえておいたほうがよいポイントがあります。

以下では、ブランディング動画の制作ポイントについて、詳しくご紹介します。いずれも動画だけではなく、ブランディングにおいて欠かせない基本であるため、これからブランディング動画を作りたいという方はぜひ参考にしてください。

3-1. ターゲットや目的を明確にする

ブランディング動画を作るときはまず、ターゲットを明確にするとともに、どのような目的で動画を作るかといった、伝えたいメッセージを明確にすることが必要です。これらを定めていないと、内容が曖昧になり、制作費用が掛かった割には誰の心にも響かない動画ができてしまいます。

ターゲット設定は性別や年齢といった基本的なプロフィールから、仕事や趣味、生活パターンまで細かく決めて架空のユーザー像を作り上げることが肝心です。ユーザーのイメージを明確にして作りたい動画のテーマを想定した上で、動画の目的をどう伝えるかを決めていくのがポイントです。

目的は、提供するサービスの紹介や商品価値を高めたり、企業のイメージアップを狙ったりするものが一般的です。また、動画には「ブランディング型」「コンテンツ型」の2種類があるため、目的によって使い分ける必要があります。

・ブランディング型

会社紹介や商品ブランドなど、形のない物の魅力やイメージを動画で伝えるのが特徴。

・コンテンツ型

既存の商品の特徴を掘り下げて分かりやすく伝えるのが特徴。

どのような動画を制作するか、といったコンセプトを明確にすると、独自性や商品イメージなどの魅力が視聴者に十分に伝わる動画を作れます。

3-2. ストーリー性を持たせる

ブランド価値を分かりやすく伝えるためにも、動画にはストーリー性を持たせることが大事です。ブランディング動画は、販売促進を目的とした広告動画とは訴求したい点が異なります。広告色が強い内容にするのではなく、視聴者に関心を持ってもらえて、共感が得られるような動画作りをする必要があります。

また、ユーザーには動画冒頭の数秒ほどで興味が持てなければ視聴をやめてしまう傾向があるため、視聴者を引き付けるような工夫も必要不可欠です。どのような構成であれば視聴者の心を掴むことができるのかをしっかりと考えましょう。

3-3. 視聴者に自社を印象づける

視聴者に自社を印象づける工夫をすることもポイントです。商品やサービスのPRに力を入れるのも大切ですが、どこの企業のものだったかが印象に残らなければ、企業の認知度を高めることができません。自社をアピールするには、企業のロゴやサウンドロゴを使用するなど、企業やブランド名を強く印象づける必要があります。

ただし、広告や宣伝の雰囲気が強くなりすぎないように注意しましょう。

まとめ

動画は音や映像を使用し短い時間で企業のイメージを印象付けられるため、ブランディングに最適です。企業理念や価値観を動画内で紹介し、視聴者の共感を得られればSNSで拡散されることもあり、知名度の向上にも役立ちます。

ブランディング動画を作成する際には、動画にストーリー性を持たせ、自社に共感してもらえるよう工夫するのが大切です。また、通常のブランディング戦略を立てるときと同様に、ターゲットや目的は明確にした上で動画制作を行うようにしましょう。

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